ドアの素材を確認しよう!

ドアの素材を確認してみてください

ドアが壊れて業者に依頼をする前にドアの素材を確認することも大切です。玄関ドアや洋室の部屋の扉、和室の引き戸など、用途によってドアの素材は異なります。修理方法もドアの素材によって違ってきますので、必ず確認をしてから依頼をしましょう。

ドアの素材は大きく分けて2種類

ドアの素材は主に木製とアルミ製に分かれます。

木製のドアは見た目のデザイン性に富んでおり、温かみを感じるものが多いです。さらに断熱性が高い為、冬が存在する日本の家屋では昔から活躍しつづけています。
また、アルミ製のドアと違い、木製ドアの場合は削って調整することもできます。経年劣化や地震などの災害によりドアが変形してしまった場合でも木製であればドアを削り調整することができます。これはアルミ製ドアにはできない修理方法です。
さらに木製ドアは表面の塗装が剥がれてしまった場合でも再度塗装ができるので、見た目はキレイに維持ができます。

アルミサッシのドアは木製を違い塗装や削るなどの加工はにしくいですが、その分耐久性があり長持ちしやすいです。多少ものが当たったとしても変形することがない為、玄関や勝手口など外に面したドアに採用されることが多いです。
塗装についてはできないことはないのですが、アルミに塗装をする場合高い技術が求められます。自分で塗装を塗りなおしたとしてもすぐに剥がれ落ちてしまいますし、プロに頼むと費用も高くあまり現実的ではありません。
その為、変形や塗装の剥がれが発生した場合は修理は基本的に行わず、交換となります。

このように木製とアルミ製のドアはそれぞれデメリット・メリットが異なります。ドア交換を検討している場合はまずドアの素材を確認し、同じ素材のドアに交換をするのかあるいは、メリットを考慮しアルミ製のものに交換をするのかをイメージしてみてください。
ひと昔前までは玄関ドアはアルミサッシのものが多かったのですが、近年では木製ドアの性能もアップし、デザイン性の高さから木製ドアを選択する方も増えてきています。
あなたのライフスタイルなども考慮して、ドアの素材を検討してみてください。

ドアの素材がどちらであってもドアのメンテナンスを行うことで寿命を延ばすことはできます。
定期的にドアの開閉はできるか、変形はないか等の点検をご自身で行い、木製ドアであれば10年周期ぐらいで塗装をし直すと見た目も綺麗に維持ができます。
ドアの摩耗は修理ではどうにもできませんので、すぐに交換ができるよう日々ドアを確認する癖を付けていれば、急なトラブルには遭わず落ち着いて行動ができるでしょう。